【頭割り2】振り返りと今後の予定

皆様【頭割りだョ!ヒカセン集合2】お疲れ様です!
前回のように最初から最後までを細かく振り返る、というわけではないのですが、
とりあえず簡単なご報告をと思いまして、
今回の運営に関する振り返りと今後の予定をまとめてみました。

次回開催についてだけ知りたい人はスクロールして一番下を見てください。
【頭割り3】以降の参加を希望する方はこのページを上から下まで全部読み
この内容と主旨に納得し同意した上で《サークル参加申込》《イベント会場へ
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①【企業ブース設置】

お祭りには…屋台が欲しいよな…! と前回開催二週間ほど前に思い立ち、
まず会場pictSQUAREさんにご相談をし、「特に問題はない」とのご返答だったので
約60社程度をリストアップし、各メール文面などを調整しつつ、
1月半ばあたりから企業様方にお誘いをはじめて実現しました。

今後のWEBイベントサービスを盛り上げていただくためにも
やはり企業様に一度は皆様と同じ目線で
イベントを見て頂きたいと考えたことも実施の理由の一つです。

Twitterで毎日1企業ずつご紹介した
「<企業名>ここがすごい!」は今回参加してくれた企業様へのお礼というか…
お誘いのお返事に「こんな時節だからこそ!」という気持ちをメールから感じてしまい
そうだよな…もいっちょ盛り上げたいな! みたいな
気持ちになってしまったので頑張りました!

②【イラスト企画】

頭割り予算が全然足りなかったので、この企画は私の自腹でやりました。
足りていたら普通に頭割り予算を使ってました。
(今回は当選者への送付に関してのみ頭割り予算を使用します)

この企画は「なるべく沢山の人が欲しくなる景品を用意し、
pictSQUARE会場内の回遊性を向上させる企画を」という目的で行いました。
事前にチェックしていなかったスペースなどへの偶発的な出会いがあればという狙いです。
前回、当イベントでは有志によるラリー企画がありましたが、
その企画のおかげでたまたま出会えた作品が沢山あったという声が多かったので
今回は頭割り全体企画としても行ってみました。

また、pictSQUAREのジャンルイベント一回目は
店舗外観や自作アバターなどの投稿ツイートで盛り上がるが
二回目以降になるとその類のツイートは激減するという傾向にあります。
(※しかし頭割りは2回目でも店舗外観とアバターの投稿はびっくりするほど多かったですね!)
前回は各自の店舗外観・自作アバターのRTから「何この楽しそうな催し!?」と
興味を持ってくれた方々が多かったわけですが、
今回はそうやって目を止めてもらうことは難しいのではと考えていたので
一定期間1日1枚ずつ(※初日は二枚)同じ時間にテーマ性のあるイラストをアップすることで、
イベント自体の認知度を上げるための施策でもありました。

そうそうたる面々にあんなにも高クオリティなものを納品していただき、
本当に恵まれた企画だったと思います。

人様の原稿を直接お預かりするのは胃がねじ切れそうなほどに緊張してしまい
ちょっと今の私には荷が勝ちすぎてしまった面もありましたが、
個人主催のオンリーイベントとしては割とよくある企画なので
何かハッとするようなネタを思いついたら
また似たようなことをやりたくなってしまうかもしれません。

③【配置について】

データの整理・配置・各種必要なデータの作成など全体的に有償にて外注しました。
(画像関係の作業をしてくれた方とは別の方です)
前回のこれらの作業は私自身で行いましたが、今回は委託した別の方の判断を主としましたので、
前回とは配置の基準に少し違いがありました。
(ストーリーやキャラやCPの属性に関する考え方というか…そんな感じの差が少しだけ出ました)
特に運営に支障が出るようなレベルのものではないのですが、
前回となにかちょっと違うような…と感じた人も数名程度いたかもしれません。
全体的な反応を見る限り、各CPなどに対する配置の配慮が好評のようでした。

今回配置をがんばってくれた方からのコメントをいただいております。
・光の戦士とアゼムの性別は明記してくれると嬉しいです(男/女/性別概念なし/性別言及なし)
・Eアライアンス(水晶公)はグラハも合算すると数が溢れてしまったので
 Aアライアンスの暁の周辺にグラハ島としてまとめました
・申し込みでの「グラハ島への移動大丈夫です」「できればこのCPの〇〇(攻め・受け)を
 優先して配置してください」などのコメント助かりました
・期限内にご連絡をいただけた方の個々のご都合や会場の歩きやすさなどへの配慮などがあり、
 本来はまとめるべきだが必ずしもその通りにはできなかった部分などもありました

④【画像関係について】

会場背景に使用するための素材の作成他、
WEBパンフレットのデザイン・制作なども有償にて外注しました。

⑤【収支報告】

前回終了時に明言していた通り、あくまでもざっくりとではありますが計上させていただきます。
こちらの収支報告は(仮)印のついているもの以外は現時点で確定し私が立て替えた金額を計上して出しています。
pictSQUAREの参加費用振込はイベント開催後10日後となりますので、
それまでに当イベント関連にて他に出費が発生した場合と
以下の計上に記載漏れがあった場合は最終的な寄付金額が数百円程度変更されますが、
そういった場合は特にこちらの収支報告を修正せず、寄付金額の公表をもって修正とさせていただきます。
なぜならお金の動きを全てつまびらかにすることがこの収支報告の目的ではないからです。
また、こちらの収支報告に関しましてご質問やご意見は受け付けません。

※前述の通り、イラスト企画に関しては主催者持ち出しのため
 当選者への送料と匿名配送料以外の収支は今回のご報告の対象外となります

種別金額
イベント予算(※1)235350
主催者受け取り(※2)21000
データ整理・分類・配置・各種データ作成(※3)30000
画像関係(※4)37000
確認校正作業(※5)5000
各作業者への振込手数料(※6)660
協力者への返礼品送料(匿名配送料込み)(※7)3700
ソフト購入代金(※8)998
コンビニプリント(※9)1170
雑費(※10)1020
企画当選者への匿名配送料(※11)4200
企画当選者への送料(仮)(※12)1000
寄付振込手数料(仮)(※13)220
次回開催準備金(※14)100000
205968
寄付金額(仮)(※15)29382

 ※1
 450円×523サークル
 (536サークル内9サークルが主催スペース、4サークル参加辞退)
 ※2
 12月中~6月中の7カ月×3000円
 前回の振り返りより、今回は事前に一か月につき3千円を上限として主催者の受け取りがあることを
 前提として皆様にご参加をいただいております。
 こちらは主催者の負担軽減の費用にあてさせていただきます。
 ※3
 サークル参加申込データの整理・配置・アップロード用データ
 パンフレットマップページの配置情報元データの作成など全体的に有償にて外注
 ※4
 会場背景に使用するための素材の作成他、
 イベントパンフレットのデザイン・制作など有償にて外注
 ※5
 主にパンフレットの校正・確認作業を有償にて外注
 ※6
 外注作業者への振込手数料
 銀行振込ではなくアマゾンギフトカード希望者には使用せず
 ※7
 書店関係の提携や他運営業務につきまして計9名にご協力いただき、
 そのお礼として当イベント物販のA6サイズカードイラスト集を送付し、
 その送料と匿名配送料を計上しました。
 ※8
 (※3)の作業にあたってくださった方のご自宅のPCに表計算ソフトが入っていなかったため、
 主催者が使用しているものと同じソフトを購入していただき、経費としました
 ※9
 イベントパンフレット試し刷り含むコンビニプリントを使用した印刷費
 ※10
 主に梱包関係に使用
 ※11
 ピクトスペースの匿名配送料350円×12名分
 ※12
 (※11)の送料 価格未定のため仮算
 ※13
 銀行振込を予定 状況により変更
 ※14
 参加費の振り込みはイベント開催10日後となるため、(※2)~(※3)の金額を考慮し、
 次回イベントの準備金を確保し、繰り越し金として扱います
 ※15
 (※1)-((※2)~(※14))
 (※12)と(※13)が仮のため仮算

pictSQUAREの仕様上、皆さんにご負担いただいた参加費の振り込みはイベント開催後10日後以降となります。
それ以降に必要経費等を差し引いた金額の寄付の処理を行い、
先方より受領のご連絡が届き次第、寄付を行ったことに対するご報告をさせていただきます。

実はこの収支報告は本来やる必要のないものです。
本来イベント参加費とは「参加者は、参加する権利を購入した」というものであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
たとえばコンビニで450円の商品を購入したとして、コンビニ側にその450円の使い道を開示してもらおうとは誰も思いませんよね。
仮に二次創作の同人活動なのだから収支関連を明らかにする必要がある、となるのならば、
収支開示を要求できるのは原作公式側であって、参加者や第三者ではありません。
個人主催のイベントに対して「参加費用の使い道の収支報告を」と
参加者、あるいは参加者ですらない方が要求するようなことは
それ自体が道理に合わない行為なのでやめてくださいね。

では今回なぜ当イベントはこれをやったのかというと、
現状WEBイベントに対して
「物理会場がないのだから費用など不要なのでは」という考え方がかなり蔓延していて、
それを放置しておくことは同人文化においてあまりにも良くないと考えたのでやることにしました。
WEBイベントでも当たり前に参加費をとる必要がある、と認識するためには、
「WEBイベントであってもそれを取り行うための人員を要するという時点で予算が必要であり、
 また、予算というものがあるからこそ楽しさや利便性が明らかに向上する」
といった考え方が浸透する必要があります。
そこで前回と今回、軽く比較してみましょう。
今回お金があったからできたことは、企業誘致、イラスト企画、宝探し企画、パンフレット企画、会場背景作成です。
直接的に参加費がその費用となったわけではなくとも、
作業を分割し他者に委託することによって確保することができた時間によって、
ほとんどすべての企画が成立しました。

さて、私が【頭割り】を続けていくにあたっては以後収支報告は行いません。
ただし次回以降も企画・運営を行っていく上で、もしそれらを超えてなお余剰があった場合は
「直近で深刻な災害の被害にあった地域」あるいは「公共福祉として信用のおける団体」への寄付を行い、その金額に関しては公表します。
当イベントに関しては、今回行った収支報告と、次回以降にも行う寄付金額公表、
またそれ以外にも当イベントにおける企画や取り組みなどを見ていれば、
そこに発生している経費はほぼ明らかであり、全体的な透明性・信用は担保されている状態と言えます。
余談ではありますが、前述にて
「仮に二次創作の同人活動なのだから収支関連を明らかにする必要があるのならば、
収支開示を要求できるのは原作公式側である」と私は言いましたが、
仮に万が一、原作公式などより、法に則りそれらの説明を求められることがあれば、
私は当イベント主催活動を含む私自身の二次創作同人活動すべてにおいて
これらは営利を目的とした活動とは言えないことをいつでも数字で証明することができます。
しかし私が常に自分の活動についての収支関係を明確にしていることによって
当イベントが原作公式から注意や警告を受けることはない、とはなりえませんのでご留意ください。
とはいっても、これは私自身が主催対価を受け取っていることを明言しているから、という意味ではありません。
なぜならこのページを上から下まで全部読み、改めて今回の景品・物販企画を見れば、
主催対価を受け取っていようが、今イベントの活動が私自身にとって赤字であることは明確であるからです。
当イベントが原作公式から警告・注意を受けるとすれば、
それは当イベントにて頒布されている作品が
原作公式にとっての利益を阻害するものと判断された場合であると言い切って問題はないと思います。

また、寄付金額公表に関しては透明性と信用のためというよりは単に私の価値観によるものです。
二次創作の同人活動というものは、清濁あわせのむからこそ成立している文化です。
清は、ただ単純に原作が好きだという気持ち。
濁は…人によって様々ですが、ここでは簡単には言えない程度には複雑なものです。
その濁の部分に後ろめたさを感じる人も多いでしょう。
ただし清濁ありながらも我々が真剣に打ち込んだことの余剰によって、間接的に社会に対して何らかの支援ができ、
それを数字として認識することができるということが、二次創作を行う者にとって
濁を打ち消すものとはならないにしても、何らかの勇気になりうると思いませんか。

とはいえ、寄付を行うことが参加費をいただくことの本質ではなくて、
あくまでも一つのイベントとして無理のない運営とより盛り上げるための企画を行うために参加費を徴収し、
そこに余剰が生まれれば寄付を行う、という形であることはどうぞ覚えていてくださいね。
また寄付先については私の判断によって決定します。こちらに関するご意見などは受け付けかねます。

当イベントに関するお金の扱いと考え方については以上となります。
上記をもってして信用できない、と判断される場合は、
次回以降の当イベントへの参加はご遠慮下さい。

⑥【まとめ】

自分が新刊を出したいからイベント主催をする、という気持ちでやっていることなのですが、
今回は①【企業ブース設置】②【イラスト企画】を行うために自分の新刊を諦めました…。
これがほんとの本末転倒。
それでも若干キャパオーバーになってしまった部分もあったので、
次回以降は①②は行ったとしても今回とは少し違う形になります。

また③【配置】④【画像関係】(※主にイベントパンフレット)も、
もう少し全体的な確認や校正などの要員を増やす必要がありそうです。
人員を増やすということは、つまりそこに割く予算をもう少し増やす、という意味でもあります。

軽く②で触れましたが①と②に関してはイベントの認知度を上げる目的もありました。
サークル参加申込を締め切った後にイベントの認知度を上げるということは、
一般参加者を呼び込むことに繋がります。
絵を描くのが好きな人、小説を書くのが好きな人、クラフトするのが好きな人、
サークル参加側には色んな人がいますが、
やはりイベントであるからには「作品を受け取るのが好きな人」にも沢山来て欲しいので。

⑦【次回開催について】

次回は11月14日(日)に行います。
サークル募集は6月13日20時より行います。
暁月アーリー直前に漆黒までの情緒感情総決算…したくないですか!?

二次創作リモート同人即売会
頭割りだョ!ヒカセン集合3
会  場:pictSQUARE
開 催 日 :2021年11月14日 0:00~23:00
     コアタイム[13:00~14:00][21:00~22:00]
募  集:初回募集300sp ※申し込み状況に応じて拡大もしくは縮小を行います
募集期間:2021年6月13日20:00~2021年8月13日23:59 ※申し込み状況に応じて早期〆切有り
参 加 費 :サークル1000円 一般参加無料

当イベントに関してのサークル参加費の扱いにつきましては、
⑤【収支報告】の項目をご覧ください。

募集開始までにはサークル参加ご希望の方に読んでいただきたい要項などを
まとめたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

2021.06.06 村田ソニ